| ◆ 2000年3月 | 初めてのデジタルカメラ、Ricoh RDC-5300 を購入。 |
| ◆ 2003年未明 | Panasonic DMC-FX7 を購入。 |
| ◆ 2006年10月 | Canon Powershot S3 IS を購入。本格的にカメラに興味を持ち始める。 |
| ◆ 2007年1月 | 初めてのデジタル一眼レフ、Canon EOS KISS DIGITAL X を購入。 |
| ◆ 2007年10月 | 初めてのフィルムカメラ、Vivitar Ultra Wide&Slim を購入。 |
| ◆ 2007年10月 | Natura Classica を購入。 |
| ◆ 2007年12月 | LOMO LC-A+ を購入。 |
| ◆ 2008年1月 | 初めてのフィルム一眼レフ、Nikon NewFM2 を購入。 |
| ◆ 2008年2月 | Nikon NewFM2 と Natura Classica を海に水没させて失う。 |
| ◆ 2008年2月 | Canon EOS 7s を購入。初めてのAFフィルム一眼レフとなる。 |
| ◆ 2008年3月 | Nikon FM3A を購入。 |
| ◆ 2008年5月 | Nikon F100 を購入。 |
| ◆ 2008年7月 | 高級コンパクトカメラ、Nikon 28Ti を購入。 |
| ◆ 2008年8月 | 初めてのレンジファインダーカメラ、Voigtlander BESSA R3A を購入。 |
| ◆ 2008年9月 | レンジファインダーデジタルカメラ、EPSON R-D1s を購入。 |
初めて自分用のカメラを購入したのは、大学を卒業した2000年3月、RICOH の RDC-5300 というデジカメでした。当時の価格で6万円。純粋に写真が撮りたかったわけではなく、当時通っていた 3DCG専門学校での素材制作(テクスチャー制作)のためのツールとして購入しました。なので、その撮影用途は主に、タイル、網目、革、葉脈、汚れ、木目、鉄板、ニット、デニムなどの平面的なものばかり。カメラらしい使い方はほとんどしていませんでした。
その3年後あたりに、Panasonic DMC-FX7 という500万画素のコンパクトデジタルカメラを購入。主に、記念撮影を目的として購入し、カメラの画質がどうだ、性能がどうだということには何の関心も抱くことなく、2006年末まで使い続けることになります。
2006年10月、30歳目前の29歳で初の海外旅行ということで、少しでも綺麗な写真が撮りたくて Canon Powershot S3 IS を購入しました。600万画素、12倍ズーム、超音波モーター(USM)搭載、フルマニュアル操作、バリアングル液晶。今までに使ってきたフルオートカメラとは違って、使ったこともない魅力的な機能がたくさんあり、カメラを使って写真を表現する楽しさを知ることになるのです。そして、ここからカメラにどっぷりとハマっていくまでそれほど時間はかかりませんでした…。
3ヵ月後、僕はデジタル一眼レフの「画質」と背景の「ボケ味」を見て、 Powershot S3 IS が吐き出す画との圧倒的な差を感じ、コンパクトデジタルカメラの限界を悟ります。自分が満足のいく写真を撮るためにはデジタル一眼レフしかない、そう思うようになり、ついにデジタル一眼レフへの道を歩むことになったのです。
そのカメラは当時、人気機種であった Canon の EOS KISS DIGITAL X、通称「キスデジX」。Nikon が D40x で攻勢をかける前のことで、これから先、Nikon がもの凄い勢いでデジタル一眼市場を席巻する勢いをもつとは全く予想ができなかった頃でした。
キスデジX を購入後、僕はデジタル一眼レフの素晴らしさにどんどん魅了されていき、SIGMA 17-70mm から始まったレンズが、SIGMA70-300mm、Tamron90mm、SIMGA50mm MACRO、EF50mm/1.4、EF28mm/F1.8と次々と Canon用のレンズが増えていきました。このレンズじゃなきゃ撮れない写真がある、などと自分に言い訳してたいして使いもしないレンズが無駄に増えていく。いわゆる「レンズ沼」にどっぷりとハマッていきました。
キスデジ購入から9ヵ月後、たまたま雑誌で見かけたトイカメラというものに興味が湧き、軽い気持ちでフィルムカメラの世界に入っていきました。はじめて購入したフィルムカメラは、Vivitar Ultra Wide&Slim という周辺減光が味のある 22mm相当の広角カメラでした。このカメラそのものにハマることはありませんでしたが、フィルムカメラの魅力を教えてくれるには十分なカメラでした。
その後、「ノンフラッシュで自然な雰囲気の写真が簡単に撮れる」というキャッチフレーズに惹かれて、Natura Classica を購入。このカメラを購入したことで、しばらくはフィルムカメラを楽しむことを決意し、フィルムスキャナ(Nikon COOLSCAN V ED)まで入手することになるのです。
2ヵ月後、ロシア製のカメラ、LOMOに興味を持ち始め、LOMO LC-A+ を購入。トイカメラとはいえ、3万円以上もする高級トイカメラの部類に属し、Natura Classica とは格段に違うファインダーの見易さに心が躍りました。たまに予測のできない不可解な挙動をするけど、LOMOくんは満足のいく写真をたくさん撮ってくれました。このサイトでも、LOMOで撮った写真は多数、掲載してあります。
ここまでくれば、フィルム一眼レフが欲しくなってくるのは自然の流れ。僕は、フルマニュアル操作ができるカメラに憧れ、LOMOの購入からわずか1ヵ月後、Nikon NewFM2 を中古で購入しました。フルオートで慣れてしまっていた僕にとって、NewFM2 のフルマニュアルというのは新鮮でもあり、面倒でもありました。絞り値だけではなく、シャッタースピードまで操作しなければならない煩わしさに戸惑いもしましたが、その面倒さが逆に写真を撮っている感覚や楽しさを倍増させてくれました。
そして2008年2月上旬、ひとつの節目がやってきました。海での撮影中に波に足を取られてドボン…。NewFM2 と Natura Classica を失いました。茫然自失状態に陥りましたが、すぐにわが家にやってきたのが Canon EOS 7s。Canon の歴史上、最後のフィルムカメラ中級機となった機種です。デザイン的にはまるで興味がなかったものの、視線入力のアイコントロールは楽しかったし、なにより手に馴染んだ操作性が抜群でした。
EOS 7s の購入から1ヵ月後、近所のカメラ屋さんで Nikon FM3A を見つけてしまいます。地方のカメラ屋で FM3A を拝めるなんてめったにないことなのですぐさま触らせてもらいました。初めてFM3Aを触ったとき、失った NewFM2 のことを思い出しました。いつかはまた手に入れたいと思っていた NewFM2 ですが、この際、ステップアップして絞り優先オートがついた FM3A でも良いかなと思うようになり、2~3日悩んだ後に購入を決めました。2008年桜の季節には大活躍してくれました。
2008年5月、スポット測光という測光方式を使いたくて Nikon F100 を購入します。カメラ屋さんで初めて、F100 のファインダーを覗いたときの抜群の見易さ、グリップを握ったときの重厚感、一度手に取っただけで即座に欲しいと思ったカメラでした。しかし稼働率はそれほど高くなく、ときたま使う程度のカメラになっています。F100の重さが気軽に持ち歩けるカメラではないので、僕にとっては主戦力のカメラにはなりきれなかったのです。もちろん、スピードを求められるシチュエーションではこのカメラが動員されるのは言うまでもありません。
2008年7月、もっと気軽にスナップ撮影ができるコンパクトなカメラを欲するようになります。でも、ただ写るだけのカメラでは満足できない。僕が求めたのは、描写も優れた頼れるコンパクト、つまり高級コンパクトカメラだったのです。Minolta TC-1 、Ricoh GR1v、Contax T3 などの並いる名機と比較しながら悩んだ結果、最後に選んだのは Nikon 28Ti でした。描写もさることながら、そのクラシカルで美しいデザインは僕にとっての一級品でした。壊れない限りは、きっと手放すことはないカメラになるでしょう。
2008年8月、近所のハードオフにて BESSA R2A というカメラが展示されていました。なんともカッコイイ外観のデザインだったので店員さんに頼んですぐに触らせてもらいました。聞けばそれはレンジファインダーカメラだという。これがレンジファインダーカメラとのはじめての出会いでした。以来、僕の中でレンジファインダーの存在が大きくなっていき、ある旅をきっかけに BESSA R3A を購入することになります。レンズは、単焦点1本。この手軽さが心地よくて、ますますレンジファインダーにハマッていきました。
2008年9月、旅から帰ってきた僕はデジタルカメラに再移行することを決意します。そして選んだカメラがレンジファインダーデジタルカメラの EPSON R-D1s でした。今まで買った中でも1番高いカメラがこのカメラになるだろうことは1年前には想像もできませんでした。デジタル一眼レフに比べればかなり不便なカメラですが、その不便さと面倒さが気に入ったのです。性能よりも所有欲を満たしてくれるカメラ、こんなカメラ、他にはない。
これまでに多くのカメラを購入してきましたが、カメラ選びで学ぶべき点もたくさんありました。僕の観点から1番大切なことを言えば、そのカメラを10年後も20年後も愛せるカメラなのか、そのカメラの前でじっくり考えてから購入することです。知識不足が理由でその時には気づけなかった失敗をすることもあるでしょうが、それは誰しもが皆、通るべく道なのです。世の中には通らなければわからない道がたくさんあるのです。たくさん失敗して、あなたにとっての最高のカメラを見つけてください。
それでは、皆さんにとって理想のカメラに出会えることを願ってここでカメラ遍歴を締めとさせていただきます。
また新たなカメラを購入したときは、ここに追記していきます☆